2023年12月4日月曜日

Hallo? Halo True


 TALPKEYBOARDさんで取り扱いが始まった(記事を書いている段階では売り切れ)、Kailh Halo True Tactile Switch。100gfという、スペック上の数値はかなり重めなタクタイルSwitchで、好みからすると手を出さない系スペックでしたが、とある理由から手を出してみました。



 ご存知の方は「ああ、あれね」となるのでしょうか? かの有名なスイッチ、Holy Pandaのステムに使われているのがこのHalo Tureのステムだそうで。私はFEKER Like Holy Pandaしか愛用していませんが、本家のステムとなったものということで気になってしまいました。値段が安かったのも、ちょっと試そうかなと思えた要因のひとつですね。


 届いたものを実際に試打してみると、TALPKEYBOARDさんも商品説明として付け加えていましたが、スペック上の数値よりも重さを感じませんでした。もちろん、軽いというわけではないのですが、100という大きな数字ほどは重くないような感触です。ステム形状とかが影響しているのでしょうか?

 タクタイル感はしっかりあると思いますが、ゴリッというよりはコリッという感じで、スプリングの重さの影響か、私は何となく工業系スイッチ的な押し込みの感触を感じました。キーボードというよりは、機械のスイッチのような。


 しばらく試打していると、トータルのパッケージとしては好みではなさそうだなという結論に至りました。重さとかタクタイル感それぞれどこかに原因があるというよりは、全体のパッケージとして自分の好みから少しズレるかなと。ただ、悪い、使えないスイッチという感じも無くて、ルブしたらもう少し柔らかい印象になるのかなというのが今のところの感想です。これは良い悪いではなく、完全に好みの問題でしょうね。

 やはり気になるのはキメラスイッチのパーツとしてのステムでしょうか。個人的に今トライしたいのは、MX茶軸のトップとボトムにHalo Trueを組んで、スプリングはダブルの60gf近辺のものですかね……。同じような組み合わせでスプリング違いは何か前例があって名称が付いているみたいですが、まあオリジナル追及というよりは好み追求ですね。Acty-31で試したいと思っています。


下のActy-31が予備プレートにHalo Trueと余りキーキャップを組んだ試打用

この記事はActy-31で書きました。

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